XBA-Z5 / XBA-A3 には聴こえない音域がある(?)

ショールームでの試聴で気づいたこと・・・



MDR-Z7は超良かった。MDR-1Aも予想外に(?)良かった。そしてXBA-Z5 / XBA-A3を聴いて、耳を疑った・・・｢聴こえてこない音がある｣。



超古いソースですが、飯島真理さんの｢KIMONO STEREO｣の中の｢ピンクのルージュ｣。イントロに♪32分を刻むハイハットがあるんですが、この部分のスティックが打面に当たる瞬間の｢コツン｣という音が殆ど聞こえません。他のヘッドホンでは聞こえるので、録音の問題じゃないと思われます(リズム全体はドラムマシンぽいんですが・・・)。このアルバムは結構古い作品ですが、昨今の音源の様に深いコンプがかかっていないため、機材チェックには使い易い気がしています。



あまりに古すぎて申し訳ないので、比較的新しいところでBUMP OF CHICKENの｢RAY｣。こちらにも32分を刻むハイハットが出てくるんで。ただしこっちはちょっと粗いので、音質評価に使えるかどうか・・・

高域の一部が落ち込む現象は2機種に共通しているようです。原因はターンオーバー周波数近辺で何らかの干渉が起こっているためと考えられます。ただ単純に聴こえるか聴こえないかという、主観は関係ない話なので、個人差は出にくいと思います。

以上、ショールームでの試聴によるため、製品版では改良されているかもしれませんが、参考までに・・・